そう思って、喜んでいませんか??
それは残念ながら…
ただのO脚です。
しかも、「股関節のO脚」と呼ばれるタイプのもので、O脚の中でも、【非常に改善しにくい】ものです。
「いや、私は痩せているから、それでいいんだ。」
そうですか。
しかし、本当に美脚の方は、あなたのそのO脚を汚い脚だと思っているかもしれません。
※O脚の改善方法のみをお求めの方は、改善方法まで、読み飛ばしていただくとスムーズです。
また、O脚は、そのほとんどが、 ※外反母趾(がいはんぼし)や内反小趾(ないはんしょうし)、扁平足(へんぺいそく) を併発(へいはつ)しています。
※外反母趾は、足の親指が、内反小趾は足の小指が、【足の中指に向かって内側に変形】している状態で、上から自分の足を見たときに、「三角形に見える方」は要注意です。
(扁平足については、後に説明します。)
外反母趾は、酷くなれば痛みが出てしまい、手術が必要になりますが、手術の成功率は、100パーセントではありません。
もちろん、入院や安静にしている期間、リハビリも必要で、手術費用も25万円前後と、安くはありません。
そして、股関節のO脚を含むO脚の方は、「内股歩き」の方も多く、猫背気味で、 ※ストレートネック、お尻は外側に開き、垂れてしまっていることも多いのです。
※スマホ首とも言われ、わかりやすくたとえると、お猿さんのように、首が前へ突き出てしまっている状態です。
(インスタグラムには、体の歪みがどのような悪影響をもたらすのか、動画にしたものがあります。関連動画の「1分でわかる下半身のセルライトを作らない生活習慣」は、特に人気です。)
さて、散々、悪口ともとれるを言い方をましたが…
なぜ、こんな言い方をしたのか??
それは、「少しでも多くの方に、股関節のO脚を含む【O脚の怖さ】を知っていただきたい」と考えるからです。
リアルでもネットでも、O脚について、やんわりとお話をさせていただいても、ほとんどの方は、一切、聞く耳を持ちません。
中には、悪口を言われたと、怒りをあらわにする方もいらっしゃいます。
しかし、先ほども言いましたように、O脚を放置しておくと、審美的に良くないだけではなく、手術が必要になるケースもあります。
また、O脚が引き起こす体の歪みは、「ダイエットの妨げ」にもなり、軽度のO脚は、徐々に進行し、やがて、改善が困難な重度のO脚へと移行します。
だからこそ、できるだけ早いタイミングで、股関節のO脚も含めた、O脚の改善に取り組んでいただきたいのです。
そして、O脚を改善することで、多くの「良い変化」が起こることをぜひ、知っていただきたいと思います。
では、O脚を改善することで、どのような変化が起こるのか、例を挙げてみましょう。
・脚が長く見える。
歪みが改善され、脚が真っ直ぐになることで、単純に長く見えます。
・脚が細くなる。
股関節のO脚を含む全てのO脚は、複数の箇所に歪みがあります。
股関節のO脚の場合を例に挙げますと、歪みが原因で、「太ももやふくらはぎの外側に張り」が出てしまいます。
歪みがなくなることで、張りは軽快し、脚も細くなります。
・痩せやすくなる。
血流やリンパの流れが改善されることで、「下半身太りやセルライトなどが緩和」されます。
また、肉付きの均等な、「バランスの取れた体型」になります。
「知ってるよ!」そんな方も多いとは思いますので、早速、股関節のO脚についての説明と、事例を挙げたあと、股関節のO脚を含むO脚全般の改善方法を説明していきます。
※股関節のO脚のメカニズムをご存知の方は、改善方法の部分まで読み飛ばしていただくとスムーズです。
余談ですので、読み飛ばすことを推奨しますが、この記事は、2018/02/28に、大幅に加筆修正した《増訂版》です。
脚のイラストは、股関節のO脚の症例写真を元に加工し、忠実に再現しました。
追記:2018/03/01 さらに、構成を1から練り直し、大幅に加筆修正をしました。
2度目の増訂版ということで、タイトルを「【悲報】太ももに隙間がある方へ《Rewrite??O脚改善の決定版》」に変更、最新記事としました。
今後は、さらにイラストを複数用いて、読みやすくしていきます。
?股関節のO脚の説明
では、下のイラストをご覧ください。
※クリックすると拡大できます。
全てのO脚は、足首のねじれが膝に、膝のねじれが股関節にというように、「上へ上へと、歪みが広がります。」
歪みのある部分は、当然、血液やリンパの流れが悪くなります。
また、歪みがあることで、歩き方に支障が出てしまい、ふくらはぎの筋肉がうまく使われないことで、脚がむくみます。
足首のねじれは、足裏の ※アーチが浅い ことや、外反母趾や内反小趾、内股歩きなどの悪い習慣が原因です。
※扁平足(へんぺいそく)と呼ばれ、土踏まずの凹みが浅い、または、平らに潰れている状態。
最終的に、「大転子」と呼ばれる股関節の付け根の骨が、外側へと移動、太ももの外側に張りが出ます。
この状態を【股関節のO脚】といいます。
しかし、O脚だからといって、悲観することはありません。
今この瞬間から、対策をすれば良いのです。
体の歪みは、重度ではない限り、自分で改善できます。
逆に、整体に行っても、指導されたストレッチや、日常生活で姿勢に気をつけないと、改善はしません。
つまり、最終的には、「自分の努力でしか改善しない」のです。
【外反母趾の手術に関して】自分で努力をするか、手術をするかが選択できるわけではありません。重度の場合は、手術をした上で、努力もするしかありません。
それでは、今回は、「股関節のO脚に特化した記事」ということで、股関節のO脚の事例に挙げ、O脚全般の改善方法をお話させていただきます。
?股関節のO脚の方の事例
以前、このような相談を受けました。
「私は、過去にテニスをしていたせいで、ふくらはぎが太く、ダイエットをしても細くなりません。美容整形外科で、ボトックス注射をするかどうか、悩んでいます。」
拝見させていただいたところ、原因は、【股関節のO脚による、ふくらはぎの張り】でした。
通常、何年も前に、テニスをしていたからといって、それが原因で、いつまでも脚が太いということは、ありえません。
ほとんどの場合、自称、「筋肉質でふくらはぎが太い、太ももが太い、下半身が痩せない」などは、体の歪みや、長年の悪い生活習慣が引き起こした、【筋肉の張りやむくみ、セルライトが原因】です。
そして、先ほどの画像を見てもわかるように、股関節のO脚は、膝が内側にねじれ、ふくらはぎが目立ち、【脚が太く見えてしまう】ことがあります。
※股関節のO脚は、脚の外側を発達させ、内側を衰えさせることで、ふくらはぎだけでなく、太ももまでが外側にボコッと張り出してしまいます。
完全に余談ですので、飛ばしていただいて構いませんが、僕は、インスタグラムで、フォロー外の方のお写真を拝見しているとき、厳しい食事制限をし、痩せて太ももに隙間ができたと喜ぶ方をよく見かけます。
そのような方の多くが、股関節のO脚を含むO脚で、正面から見ても容易にわかるほどに骨盤は前傾し、太ももは張り、足まで外反母趾やハンマートゥーの方も、少なくはありません。
そのような方を見て、僕はいつも、「頑張るところは、そこじゃないんだよな…(厳しい食事制限も含めて)」
そう、思っています。
なぜなら、先述したように、体の歪みを取り去るだけで、厳しい食事制限で、筋肉ごと痩せてしまうよりも、はるかに審美的に美しく、また、健康になるからです。
※改善方法は、ココから。
?股関節のO脚を含む、O脚全般の改善方法
(難易度が低く、重要な順番に説明します。)
・【超重要】足裏のセルフマッサージを行う。
これは、どんなタイプのO脚の方であっても、非常に重要です。
※以降、特に注意書きがない場合、全てのO脚の方に対して重要です。
O脚でない場合も、毎日続けることで、脚だけでなく、顔のむくみも少しずつ取り去りますので、ぜひ、やっていただきたいと思います。
【説明】
足の裏の中心と、土踏まずの部分を特に、しっかりとよく揉んで下さい。
足ツボマッサージや、セルフリフレクソロジーで使用される ※木の棒 を使うと、スムーズです。
※100円ショップで売っている、「小さなすりこぎ」のようなアレです。
片足15分、合計30分を目安に、毎日行なって下さい。
※後述する、「手と足握手」も、このとき行なって下さい。
足裏の綺麗なアーチを作り、足首の歪みを少しずつですが、緩和するためのサポートをします。
・【超重要】足の指を開く。
歩行時以外のリラックスタイムには、※足の指を広げるグッズ で、足の指を開いて下さい。
※100円ショップで売っている、ペディキュアを塗るときに、足の指を開くために使うアレです。
プラスチック製の硬いものは、つけたまま歩くと、足を痛めてしまいます。
また、柔らかいものであっても、歩くときや寝るときは外して下さい。
1日に、30分程度行います。
・【超重要】「手と足握手」を行う。
※わかりやすいように、僕が命名しました。
「手の指」を『足の指の間』に入れて、《握手》 をするように組み、【足の指を開く動作】です。
【説明】
右足の甲を右手で支え、右足の裏側を自分の体の方へ向けます。
左手の親指以外の手の指を全て、右足の指の間に【1本ずつ】入れ、組むようにします。
(左手のひらと右足の裏が、向き合っている状態。)
同じく、反対側の足も、左右を入れ替え行ってください。
これを先述した足裏のセルフマッサージをするときに、片足につき、3?5分程度行いながら、足裏を揉みほぐします。
【重要】痛いと感じる方は、痛みの度合いにもよりますが、外反母趾や内反小趾が、進んでいるかもしれません。
また、重度の外反母趾は、足指を広げることも、慎重に行う必要があります。
こちらでは、一切責任は負えませんので、心配な方は、整形外科を受診されて下さい。
・【超重要】「足のグーパー体操」を行う。
【説明】
『全ての足の指』を足の裏側の中心部分に向けて、折り曲げます。
「自分の足の力のみで、グーの状態」に、しっかりと握ります。
次に、足の指を開き、「パーの状態」にします。
これを繰り返します。
両足同時に行なっても、片足ずつでも構いません。
体勢についても、自分が楽で、「足裏が動かしやすいと感じる体勢」であれは、寝ていようが座っていようが、構いません。
片足につき、数十回から百回程度、無理をしないように行なって下さい。
「足ばっかりじゃないか!」そう感じる方も、いらっしゃるかもしれませんが…
O脚を含む、体の歪み全般の改善に大切なのは、何を差し置いても、『足』です。
YouTubeの動画にあるような、脚の筋肉を鍛えるエクササイズをいくらやったところで、足の状態を改善して、足首の歪みを解決しない限り、根本的にO脚が改善することはありません。
逆に言えば、足の状態を改善し、普段の姿勢や歩き方に気をつけ、靴選びをしっかりと行えば、徐々に快方へと向かいます。
※長年の悪い生活習慣が生んだ結果は、すぐには改善できません。長期的に考えて、取り組んで下さい。
それでは、次は、エクササイズではありませんが、O脚を改善する上で、脚の筋肉のエクササイズよりも重要な、室内での過ごし方や靴選び、歩き方についてです。
・【超重要】室内での過ごし方。
O脚は、多くの場合、外反母趾や内反小趾、扁平足などの「足の歪みを併発している」とお伝えしました。
外反母趾や内反小趾に関しては、テーピングをして、専用のソックスを履くのが、O脚を改善する上でも、最良の選択でしょう。
しかし、テーピングは時間がかかり、値段も安くはありません。
また、かぶれる方もいて、技術的にも、簡単と言えません。
ですので、軽度の外反母趾や内反小趾の場合は、家にいるときは、スリッパや靴下は履かず、「裸足で過ごすこと」を心がけて下さい。
室内で、普通の靴下を履くことは、足が滑り、足の指が踏ん張ろうとするので、足には良くありません。
滑り止め付きの5本指ソックスなどもありますが、僕は、「自然な状態である裸足」をオススメします。
足裏の冷えを感じる方もいらっしゃるとは思いますが、足裏のマッサージやストレッチで歪みを改善していく過程で、軽快することもあります。
足湯やフットバス、室温を上げる等、各自で対応して下さい。
さらに、積極的に筋トレを行い、筋肉量を増やすことで、健康的に体の冷えを改善することができます。
また、筋肉量を増やすことで、ダイエットにおいても、リバウンドしにくい健康的な体を作ります。
外反母趾や内反小趾が気になる方は、室内でも、サポーターや、専用のソックスを着用して下さい。
家にいるときは、外反母趾用の足の指を広げるタオル素材の自宅用ソックスがあるので、それを使うのも良いでしょう。
・【最重要】靴の選び方。
O脚に悩む方は、靴はできるだけ、新しいものを用意して下さい。
靴は、底が減ってくると、それが原因で足首に歪みを生じます。
また、外反母趾や内反小趾の方の多くは、靴が足に合っていません。
【1番重要】外反母趾や内反小趾に悩む方が、靴を選ぶときは、必ず、《靴が履けるタイプのサポーター》を「着用した状態で試し履き」をして、何を差し置いても、【ジャストサイズのスニーカー】を選んで下さい。
また、サポーターの使用の有無に関わらず、靴は、大きいものも小さいものもダメです。
痛かったり窮屈だったりせず、足の指は動かせるけれど、前後にゆとりがなく、歩きやすいものを選んで下さい。
ヒールのある靴、脱げやすい靴は、絶対に避けて下さい。
そもそも、日本人は、靴がうまく履けません。
「そんなことあるか!」こんな声が聞こえてきそうですが、日本人は、ほとんどの場合、大きめの靴を好みます。
これは、ゲタやワラジなど、開放的な履き物を好んできたなごりで、我々日本人は、楽に履けるサンダルなども大好きです。
ですので、欧米人に比べると、どうしても、大きめの靴を履いてしまいがちなのです。
僕自身も、若い頃は、例に漏れることなく、そうでした。
皆さんは今後、できるだけ、ジャストサイズのスニーカーを履いて下さい。
また、欧米人向けの物は、甲の幅が狭く、日本人には向きません。
ほとんどの方の場合、日本のメーカーから探してみる方が、効率が良い場合が多いです。
スニーカーに限らず、革靴を選ぶときも、ジャストサイズを選んで下さい。
歩くときは、たとえ短時間でも、今から走るのかというぐらいに、靴の紐をしっかり結びましょう。
これらをおろそかにすると、 ※浮き指 や ※ハンマートゥー になってしまいます。
※浮き指とハンマートゥーの説明です。気になる方のみどうぞ。
【浮き指の説明】
浮き指は、サンダルやスリッパなど、脱げやすいものを履くことで、履き物が脱げないように、無意識に指が上がり、履き物を支えてしまうことで、歩行時に、つねに指が浮いてしまう状態が、定着してしまうことを指します。
これは、足首関節をひねっている状態を容易に作り出し、足首の歪みを引き起こし、O脚の原因になります。
【ハンマートゥーの説明】
指の関節がハンマーのように曲がったままの状態になることを指します。
原因は、ゆとりのある靴を履くことで、足の指が靴の中で、地面を掴もうとする状態が定着したり、浮き指の状態で、小さい靴やヒールを履くことにより、指が曲げられて起こると考えられています。
しかし、何が原因であるにしろ、正常にに歩けていないサインであることに変わりはないので、仮に、O脚ではない場合であっても、改善はされるべきです。
※説明ここまで。
また、仕事などで、ヒールを履くことを余儀なくされる場合は、できるだけ、ヒールが低く、脱げにくいものを外反母趾や内反小趾の方は必ず、「サポーターを着用した状態で試し履き」をして、選んで下さい。
・【超重要】歩き方について。
歩くときは、ふりだした前足は、カカトから着地、「後ろ足は、カカトがしっかりと上がり、つま先だけが地面についている状態を長時間経由」して、最後につま先が離れるように、【指で歩くことを意識】して下さい。
うまくできない場合は、裸足になり、いつもの歩幅よりも、少し大きめの歩幅で、真っ直ぐに後ろ歩きをして、動画の逆再生のように、その動きの「全く逆の動作」をすると、正しい歩き方になります。
また、歩くときは胸を張り、上から引っ張られているような意識で、内股歩きにならないよう、真っ直ぐに歩くことを心がけて下さい。
さて、皆様お待ちかねのエクササイズに戻ります。
ここまでを全て実践された上で、行なって下さい。
・O脚と骨盤の前傾を同時に改善するエクササイズを行う。
【説明】
まず、裸足になります。
足と足の間に、「足がもう一つ入る程度の隙間」をあけて、真っ直ぐに立ちます。
カカトを上げ、つま先立ちになります。
(何かにつかまっても、構いません。)
ガチッと、カカトをくっつけます。
(足がV字になります。)
そのまま、カカトを下ろします。
お尻が、キュッと上がるのを感じると思います。
そこで、お腹を思い切り凹ませます。
すると、お尻が少し緩むので、もう一度、お尻に力を入れ直します。
※お尻をグーでポンポンと叩き、力が入っていることを確認するのがオススメです。
そのまま、無理をしない程度に、できるだけキープします。
※痛みが出る方は、行わないで下さい。
壁に背を向けて立ち、壁に、カカトとお尻、背中と後頭部をつけた状態で行うのも、大変オススメです。
※横から動画を撮ることで、骨盤の前傾や太ももの張りなど、自分自身で歪みを把握しやすくなります。
イラストの状態のような、股関節のO脚を含む、ほとんどのO脚に対して、時間効率も含め、最高のパフォーマンスを発揮します。
しかし、「O脚改善の脚のエクササイズ」は全て、関節の状態などによって、脚の痛みや腰痛を引き起こす場合もあります。
痛みを感じる場合、たとえそれが、僕が紹介しなかったものであっても、絶対に行わないで下さい。
また、O脚は、X脚やXO脚などに分類されますが、外反母趾や扁平足など、足の歪みを併発すること、それにより、足首にねじれが起こること、膝が内側を向くことは、共通しています。
ですので、脚よりも足のケアをしっかりと行った上で、この記事に書かれていることが全て毎日継続できているという方で、やってみたいという方のみ、YouTubeなどにある、O脚やX脚、XO脚に合わせた脚の筋肉を鍛えるエクササイズを自己責任で行なって下さい。
※膝が外側を向くものは、O脚ではなく、ガニ股です。
・ヒップリフト(グルートブリッジ)を行う。
股関節のO脚を含む、O脚の方のほとんどは、骨盤が前傾していることが多いです。
骨盤の前傾は、骨盤が前に傾き、歪んだ状態を指し、太ももの張りや、下半身太りの原因にもなります。
また、このヒップリフトは、仮に骨盤が前傾していない方であっても、キュッと上がったお尻を作りますので、大変オススメです。
【説明】
まず、直立と同じカタチで、仰向けに寝ます。
腕は、真っ直ぐに伸ばしたままで、両手を体から30センチ程度離し、手のひらを下に向け、床を触り、手の指を開いて、体を支えられるようにします。
※両腕は、体に対して30度くらいになると思いますが、体を支えにくい場合は、45度でも構いません。
その状態から、今度は、足を肩幅よりも、ほんの少し広いぐらいに開き、90度よりも鋭角に膝を立てます。
※脚と床の隙間が、二等辺三角形になります。
お尻を床から離し、足ではなく、お尻の力を使い、腰をしっかりと、上がるところまで上げて、静止します。
「※そけい部 が伸びている」ことを感じたら、下ろします。
※体の前面の脚の付け根の部分のことです。
10回×2セットを毎日行なって下さい。
正しくは、10回が終わるまで、お尻を床にはつけません。
また、足の幅によって、鍛えられる筋肉の部位も異なり、手で支えない方法もあります。
ただし、今回は、「骨盤の前傾を改善することが目的」であるので、日頃運動を行なっていない方が、骨盤の前傾を改善することに特化した内容となっております。
慣れてきたり、普段やっているという方は、自分に合ったフォームと負荷で行なって下さい。
・腰割りエクササイズを行う。
O脚の改善に必要な、股関節を伸ばします。
また、健康維持のために行われるエクササイズでもあり、僕は、12年ほど前から取り入れています。
【説明】
肩入れストレッチをするときの下半身の状態と同じになるよう、行って下さい。
さらにたとえると、お相撲さんの四股(しこ)を踏むときのポーズです。
まず、肩幅の2倍よりも少し広めに、足を開いて立ちます。
上体は起こしたまま、ゆっくりと、腰を下ろして静止します。
膝を曲げるときは、膝に肘や手を置き、体を支えて構いません。
股関節が、「十分に伸びている」のを感じたら、立ち上がります。
10回×2セットを毎日行なって下さい。
股関節を伸ばすことが目的であるので、腰を下ろした状態で、股関節をしっかりと伸ばすことを意識してやってみて下さい。
・お尻擦り歩きを行う。
「それって、骨盤なんじゃ…」そう思う方も、いらっしゃると思いますが、O脚の改善や、美脚を作るためには、骨盤の矯正も不可欠です。
先ほどの腰割りも、実は、股関節だけでなく、骨盤へもアプローチしています。
中でも、お尻擦り歩きは、骨盤矯正の最強エクササイズで、僕は12年前から取り入れています。
【説明】
床に、脚を伸ばして座ります。
そのまま、お尻の筋肉をまるで、脚+足であるかのように使い、お尻の右側を引き上げ前へ、今度は、お尻の左側を引き上げ前へ、一歩二歩三歩、右左右と、歩きます。
前に6歩、後ろに6歩を2往復行なって下さい。
【注意】YouTubeの動画にあるもので、膝を大きく曲げて行っているものは、腰痛や股関節の痛みの原因になることもあります。
一歩ずつゆっくりと、お尻で歩くことを意識しながら、くれぐれも、無理のないよう行なって下さい。
YouTubeの動画には、変な場所で腕を組んだり、絶句するほどお尻を使えていないものも、中にはあります。
動画を参考にされる場合、脚を伸ばした状態で、肘を曲げ、手をグーにして、少し腕を振りながら、しっかりとお尻で歩いている(昔からある基本のお尻擦り歩きをしている)ものを選んで下さい。
また、ベテランの整体師が、手を膝に置いたり、両腕を脚と平行にして、メカニズムを説明しながら丁寧に指導しているものをぜひ、参考にして下さい。
・つま先立ちエクササイズを行う。
足の裏と指をストレッチし、同時にふくらはぎも動かし、脚のむくみを取ります。
【説明】
裸足になり、階段の一段目に、足の指先を引っかけるように、足の指先側の1/3ぐらいを使って立ちます。
不安定になるので、壁や手すりにつかまり、体を支えながら行って下さい。
※落下事故防止のため、必ず1段目で行なって下さい。
また、階段の代わりになるものを用いる場合は、転倒に注意して下さい。
そのまま、足の指を使い、カカトをしっかりと上げ、足の裏を「ストレッチすることを意識」しながら行います。
そして、ゆっくりとカカトを下ろし、ふくらはぎを良く伸ばします。
10回、毎日行います。
カーフレイズとも呼ばれるこの運動は、ネットでは、ふくらはぎが太くなると言われることがあります。
股関節のO脚の方が、ある程度の負荷がかかる状態で行うと、刺激されたふくらはぎが、ひざのねじれのせいで、より目立ってしまい、そう見える可能性はあります。
しかし、日頃、運動不足で脚のむくみに悩むような方は、通常は、ふくらはぎが使われることで血流がよくなり、脚のむくみは取れ、脚は細くなります。
ふくらはぎが目立つように感じる場合も、日頃、これに変わるような筋トレやストレッチを十分にされていない方は、健康やむくみの緩和という意味では、続けた方が良いでしょう。
そのような方は、何かにつかまり、負荷を軽くしたり、ふくらはぎを伸ばすことに重点を置くなど、工夫して行なって下さい。
また、脚痩せをしたいという方には、このエクササイズをやらないという選択よりも、これを行った上で、さらに、他のアプローチをすることがオススメです。
セルフマッサージや、サプリメント、エステでのラジオ波+
キャビテーション+リンパドレナージュも、興味があれば、取り入れてみて下さい。
※インスタの過去の投稿に、モデルと同等の美脚を目指す方のためのサプリメント選びについての投稿があります。(サプリメントのボトルが並んでいるものです。)
・【超重要】180度の開脚ストレッチを行う。
これは、毎日行い、180度の開脚をできるようになるまでがなかなか大変で、「習慣にならない」という声が多かったので、後ろの方に持ってきました。
しかし、股関節のO脚を含む、全てのO脚を改善する上で、非常に大切ですので、毎日行うのが理想です。
前後の開脚ストレッチと、左右の開脚ストレッチをお風呂上がりなどに、ゆっくりと行って下さい。
左右の開脚ストレッチは、座ったまま行なってもかまいません。
ここで、1つ、アドバイスがあります。
多くの方にとって、180度の開脚までの道のりは長いですが…
元々体がガッチガチだという方は、モチベーション維持のためには、実はラッキーです。
なぜなら、他のエクササイズ等と同時進行で行うと、脚が180度に開く頃には、股関節のO脚も、おおよそ軽快していることが多いからです。
ですが、無理はしないように、ゆっくりと、毎日続けるようにして下さい。
ここから先は、O脚全般を改善する上での他にもできることや、ちょっとしたコツのお話です。
台所に立つときは、ゴルフボールを踏んだり、青竹踏みをするなども、時間効率的には、オススメです。
また、YouTubeの動画だったと思うのですが、テニスボールをスネに当て、脚をほぐすのも、余力があれば、やってもいいでしょう。
テニスボールは、他にも、腰痛の緩和や、背中のセルフマッサージにも使えます。
※ツイッターの過去の投稿にあります。
先ほど、骨盤の矯正のお話をしましたが、骨盤矯正ベルトも、もちろん、O脚の改善に役立ちます。
しかし、骨盤矯正ベルトは、ただ付けているだけでは、意味がありません。
正しい位置と圧力で、着用する必要があります。
僕がオススメする、骨盤矯正ベルトの使い方は、正しい位置と圧力で着用したあと、左右に骨盤を入れるエクササイズを行ない、すぐに外してしまう方法です。
つけっぱなしで骨盤を矯正する方法もありますが、本当に、常時着用するために設計されたものかが、まず、疑問です。
また、キチンと設計されたものであっても、設計した方の直接の指導がない場合は、「どうなのかなぁ…」というのが、僕の正直な感想です。
やはり、ズレてしまうことや、ズレた状態で、長時間締め付けてしまう可能性も考慮すると、僕は、設計した方や、相当熟知している方に、直接指導を受けられる場合以外は、オススメはしません。
同様に、脚を縛り固定するものがありますが、自己判断で購入し、脚を縛ってはいけません。
なぜなら、固定をする場合というのは、必ず、明確な医学的根拠があるもので、固定と並行して、様々な治療が施されることでのみ、固定が意味をなします。
ですので、レントゲンを撮ったあと、医師が必要と判断して、なおかつ、セカンドオピニオンでも、同じ結果だった場合にのみ、固定を行うというぐらい、慎重でも問題はないと、僕は思います。
また、自己判断で、紐で縛って寝るなどというものは、そもそも、「足の歪みを放置したまま」であるので、なんの解決にもならないばかりか、危険なだけです。
ツイッターでは、そのような方法が、沢山リツイートされ、大変人気ですが、ここまでお読みいただいた方は、やりたくはないでしょう。
また、繰り返し言うまでもありませんが、外反母趾や内反小趾で、痛みがあるかもしくは、気になる場合は、必ず、整形外科を受診されて下さい。
結局、餅は餅屋であるので、美脚整体や、骨盤矯正リラクゼーションサロンでは、限界があり、当然、手術はできません。
整体師の先生の中には、それはそれは勤勉で、一部の整形外科の先生よりも、知識も経験も、豊富な方は、星の数ほどいらっしゃいます。
しかし、レントゲン1つ、医師の許可なしでは、撮ることが許されないというのが、この国の現実であるので、その辺りを考慮された上で、自分自身の足と向き合っていただきたいと思います。
さて、僕も昔はそうでしたが、体の歪みを改善するストレッチを沢山行うと、翌朝がスッキリして、体が楽になります。
まだまだ沢山ありますが、また他の記事で、紹介していけたらなと思っています。
そして、この記事は今後、絵や図を用いて、できるだけ、分かりやすくしていきます。
今のところは文字ばかりですが、インスタのフォロワーさんに、最近、加齢に伴い、O脚が気になるとおっしゃられる方や、内反小趾で足が痛むが、仕事でヒールを履くことを余儀なくされるという方がいらっしゃいましたので、2年前の記事を急いで、加筆訂正させていただきました。
最後に、足裏のセルフマッサージの際は、事前にお風呂かフットバスで足を温め、オイルを塗って行い、硬い部分や、魚の目などがあれば、足ツボ用の棒で、グリグリと押してやると、マシになります。
※魚の目になってしまっている場合は、皮膚科で芯を抜いてもらうと、なくなります。
足裏のセルフマッサージの前には、白湯を飲み、セルフリフレクソロジーに移行するのも、オススメです。
それでは、今日はこの辺で。
あなたが美脚を手に入れることを心から応援しています。
この記事は、主に若年層が手探りでダイエットに取り組むツイッターにおいて、無料のサポートを行うの中の人が、執筆しております。
差し支えなければ、応援よろしくお願いいたします。
もやってます。
フォローは、24時間、お気軽に。
※ツイッター、インスタグラム、ブログなど、全て非営利です。
ダイエットが続かない方で、挫折率を大幅に下げたい方は、こちらの記事をご覧下さい。
慢性の便秘に苦しむ方や、下剤をやめたい方には、こちらの記事は、きっと、お役に立てます。
小顔になりたい方や、造顔マッサージのパフォーマンスを飛躍的に上げたい方には、こちらがオススメです。
フルーツグラノーラを食べる習慣のある方や、ダイエット中でもお米が食べたい方、休日の食事のあり方についてはこちらをどうぞ。
ツイッターやインスタグラムでダイエットを行うことに興味がある方に対して、「どちらがその方に向いているのかを的確にアドバイスができる」のは、大変恐縮ではありますが、【僕のような変人】を含めて、ほんのひと握りだと思います。
過去記事は、加筆修正を繰り返し、できるだけ、読みやすくしていきます。
気に入った記事があれば、ぜひ、ブックマークをしてみて下さい。
そして、1ヶ月後にまた読んでいただくと、きっと読みやすくなっています。
また、必要なものには、写真や図が、ついていると思います。
最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。